■初値:4500円
■初値についてのコメント:
6月18日上場だったデジタル・インフォメーション・テクノロジーですが、昨日は、ストップ高で値がつかず、本日6月19日、4500円で寄り付きました。
その後も株価は上昇し、結局、5200円まで上げて取引を終了しました。
公募価格が1300円だったので、初値4500円は3.46倍でした!
予想通りの初値高騰でしたね。
初値売却利益額は32万2000円で、今年のベスト9位ですね。
日本年金機構がサイバー攻撃を受け、セキュリティーシステムも構築しているデジタル・インフォメーション・テクノロジーの注目度が、さらに上がったのかもしれません。
今後も、セキュリティー銘柄の注目度は上っていくと思います。
当選された方、おめでとうございます!
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デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)の現在の株価
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■当ブログ上場初値予想:2874~5748円
■参加姿勢:★★★(全力)
■事業の内容
業務系システム開発、組込み系システムの開発及び検証、システム運用サービス、自社開発ソフトウェア販売及びコンピュータ販売事業
■デジタル・インフォメーション・テクノロジーの第一印象
歴史がわりと長い会社なので、事業は複数化していて、売上も安定しています。その代わりに、今後の成長率はそれほど高くないと考えられます。
会社の規模に対して、時価総額(想定価格)は低いですね。これは初値が上ることは間違いなさそうです。
ウェブサイトの改ざんを瞬時に見つけて、サイトを修復するサービスは今後伸びそうです。
■最近の似たIPO銘柄
sMedio(3913) 2015.3.27上場
「マルチメディア、ネットワークに関する技術を中心としたソフトウエアの開発及び販売」
公募価格2520円→初値4000円(+14.8万円)
上場時予想売上12億2800万円 予測純利益1億9600万円
初値時価総額69億1091万円
初値PER 35.2倍
エムケイシステム(3910) 2015.3.17上場
「社会保険、労働保険等に関する業務支援ソフトウェアの提供」
公募価格3500円→初値1万5120円(+116.2万円)
上場時予想売上7億5600万円 予測純利益1億2900万円
初値時価総額76億9305万円
初値PER 59.6倍
データセクション(3905) 2014.12.24上場
「ビッグデータ分析ツール等のSaaS形式提供、ツール提供にお客様の保有データを加えたお客様向けのセミオーダー型システムの受託開発及びビッグデータの分析リサーチコンサルティングを行うソーシャル・ビッグデータ事業」
公募価格520円→初値900円(+3.8万円)
上場時予想売上4億0900万円 予測純利益7000万円
初値時価総額84億0825万円
初値PER 120.1倍
メディカル・データ・ビジョン(3902) 2014.12.16上場
「医療情報統合システムの開発・製作・販売・保守業務、各種医療データの運用・提供サービス業務、及び各種医療データの分析、調査、コンサルティング業務等」
公募価格5180円→初値1万2220円(+70.4万円)
上場時予想売上19億5900万円 予測純利益1億6200万円
初値時価総額135億0248万円
初値PER 83.3倍
■初値予想
事業内容は、(1)ソフトウエア開発事業と(2)コンピューター販売事業の2つから構成されています。
(1)ソフトウエア開発事業は
(a)ビジネスソリューション事業
(ア)業務システム開発事業
(イ)運用サポート事業
(b)エンベデッドソリューション事業
(ア)組込み開発事業
(イ)組込み検証事業
(c)その他の事業
(ア)WebARGUS=ウェブサイトの改ざんを瞬時に見つけて、同時に修復するセキュリティソフト。
(イ)APMG=電メールに電子署名を自動的に付与して、フィッシング詐欺やブランド盗用による被害を防ぐサービス。
になっています。
(2)コンピューター販売事業は、子会社の東洋インフォネット株式会社がカシオ情報機器株式会社の代理店として、カシオ計算機の超小企業向け事務処理コンピューター「楽一」の販売をしています。「楽一」の販売台数は、10年連続で全代理店中No.1だそうです。
売上比率は、2015/3期の第3四半期ベースの売上61億7111万円、営業利益3億5843万円のうち
(1)ソフトウエア開発事業は、売上56億2027万円(91%)、営業利益2億8488万円(79%)
(2)コンピューター販売事業は、売上5億5165万円(9%)、営業利益6975万円(19%)
となっていますね。
事業は複数あり、業績も安定していて、利益もしっかり出ているので、それなりの初値になりそうですね。
ただ、安定的な成長性なので、目が飛び出すような初値にはならないような気はします。
時価総額で100億円~200億円ぐらいを狙えそうだと思います。ですので、初値予想としては、2874~5748円ですね。
■当選を狙うために
主幹事はSMBCフレンド証券です。SMBCフレンド証券が主幹事案件は、2012年12月6日に上場したIBJ(ソーシャル婚活メディア事業)以来なかったのですが、2015年の4月にリンクバル(街コンイベントの企画及び開催並びに街コンポータルサイト「街コンジャパン」の運営)、そして6月にもこのデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)が上場します。
SMBCフレンド証券は富裕層向けの証券会社で、IPOの幹事を多くやっているのですが、主幹事以外はネットから申し込むことができません。
今回は主幹事なので、ネットから申し込めますね。
あとはSBI証券のIPOチャレンジポイントをしっかりゲットですね(SBI証券口座の詳細はこちら>>)。
■IPO日程
上場予定日:2015/06/18(木)
ブックビルディング期間:2015/06/01~06/05
公募価格決定:2015/06/08(月)
■IPO基本情報
市場区分:JASDAQスタンダード
業種別分類/コード:情報・通信/3916
公募・売出し株式数:公募25万株、売出23万株=48万株
売出(O.A.)7万2000株
発行済株数:347万9455株(上場時の公募株数含む)
想定価格:1280円(吸収金額:7億0656万円、時価総額:44億5370万円)
仮条件価格:1200円~1300円
公募価格:1300円(吸収金額:7億1760万円、時価総額:45億2329万1500円)
初値:未定(時価総額:億円)
■売上
決算期
売上高 経常利益 純利益
・2011/6(10期)
単体 58億8144万円 9368万円 -2349万円
・2012/6(11期)
単体 59億1151万円 1億6948万円 4556万円
・2013/6(12期)
連結 73億9113万円 2億6656万円 1億0957万円
単体 66億6313万円 2億3655万円 9342万円
・2014/6(13期)
連結 80億5203万円 3億3920万円 2億0999万円
単体 73億7643万円 2億7095万円 1億7580万円
・2015/3(第3四半期:14期)
連結 61億7111万円 3億5667万円 2億1048万円
■幹事証券会社
SMBCフレンド証券(主幹事)
SBI証券
SMBC日興証券
岡三証券
岩井コスモ証券
いちよし証券
東洋証券
むさし証券
岡三オンライン証券(委託幹事)
■会社情報
会社設立年月日 2002年01月04日
会社住所 東京都中央区八丁堀4-5-4
社長 市川憲和
ホームページ http://www.ditgroup.jp/
社員数 774人(2015年4月30日現在)
監査法人 あずさ
■主要株主
株主名 比率
市川憲和 31.06%
NIインベストメント(株 14.04%
社員持株会 8.73%
市川聡 7.33%
進藤稔 3.59%
中島久幸 1.52%
株)三菱東京UFJ銀行 1.40%
村上誠 1.02%
株)フォーカスシステムズ 0.98%
カシオ情報機器(株 0.98%
■代表者情報
生年月日 1940年01月02日生まれ(75歳)
経歴
1976年09月 株)データ通信システム(現DTS)入社
1996年02月 東洋インフォネット(株 設立 代表取締役社長
1997年05月 日本オートマトン(株 代表取締役社長
1998年08月 東洋ユースウエアサービス(株 設立 代表取締役社長
2002年01月 東洋アイティーホールディングス(株 (現当社)設立 代表取締役社長(現任)
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